SLPCのスタディツアーにご参加いただく方は、市内の高齢者施設での活動に参加する機会があります。
多くの派遣先がありますので、前もってどんな活動をしたいかを日本事務局にご相談ください。
この高齢者施設はマザーテレサ修道院が運営する施設です。
● セブの「カリガート」
カリガートと聞いて「あっと」思われる方は、インドのコルカタにあるマザーテレサ修道院に行かれたことがある人たちでしょう。
カリガートはマザーテレサを世界的に有名にした、一番最初の施設、別名「死を待つ人の家」と呼ばれているホームレスの人達の終の棲家なのです。
そのカリガートと同じ方向性で運営されている施設がここセブにあります。門に書かれている文字に Home for the dying destitutes と書かれています。DESTITUTEというのは単に貧乏というだけではなく、家族もなく、生きていくために必要な物を持たない人と訳せるでしょう。
しかし、この施設では、シスターが家族となり、最後の時を静かに待っている人達が沢山います。写真撮影厳禁です。
● 高齢者施設での活動
朝、入所者の皆さんの部屋の掃除、洗濯、ご飯の準備などを行ないます。午後からも活動したければ、することはあります。
70名ぐらいの人達が住み、車いすの人はそのうち20名程度でしょう。
もし、医学や看護などの専門技術を持った人達の場合なら、もっと深く、関わることができます。
日本の高齢者施設と比べると、亡くなる方の年齢は若いです。自分の意思を伝える事が出来る人がほとんどです。
日本人ボランティアは珍しいのか、いつ参加されてもみなさんから歓迎されます。